トンネルを抜けるとそこは・・・、昭和だった。

グルメ
06 /04 2012
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松山から国道56号線を犬寄峠へ向かう。

この日の天気は生憎の小雨模様。犬寄トンネルを抜けた辺りは霧が出ていた。

長い犬寄トンネルを抜けて更にもう一つ短いトンネルを抜けると、そこに「峠茶屋」さんが風景に溶け込んで佇んでいる。"千と千尋の神隠し"じゃないが、トンネルを抜けた辺りの風景は漂う霧が醸す様相と相まって、異空間へタイムスリップしたような不思議な感覚をうける。

そして「峠茶屋」さんの中へ入ると、その感覚はさらに加速する。もう其処はまさしく"昭和"だった。

その佇まいも去ることながら、昭和なのはその値段設定だ。メニューのほとんどが500円以下である。うどんに至っては300円! もしかして、本当に昭和にタイムスリップしたのかと思ってしまうwww

入店時間は14:00頃。老夫婦が一組と軽トラで来ていたおいちゃんがひとり。それぞれが黙々と食べていた。その後、郵便配達の兄さんが一人、黙って入ってきて、黙ってショーケースからおかずを取って、黙って空いてる席に座った。常連さんなんだろうな。

そんな、このお店の当たり前であろう日常の風景を傍観者のように隅で眺めていたら、何やら"三丁目の夕日"を観ているようだったなwww





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注文したのはこちらの「中華そば」。お値段はワンコインの500円。

実はここへ来るにあたっては、ブログの先輩である"じゅんさん"と"ファットマンさん"の記事を参考にさせていただいた。この日は"じゅんさん"の記事を読んで、看板に書いてある手打そばを食べようとして来たのだが、そこにコメントを入れられていた"ファットマンさん"が『中華そばもオススメ♪』とおっしゃっておられたし、お品書を見たら中華そばという文字が目についてしまい、結局いとも簡単に心を折って中華そばにしてしまったwww

じゅんさん、すみません m(_ _)m





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この中華そば、要らん事を言いたくないくらい美味い。麺のコシがどうとか、スープは何々でダシをとってるとか、うちのラーメンは何々にこだわってます的な口上もいらないしまったく関係ない、なんちゅうか・・・お店の歴史を背負ってるって味だな。あまりに美味し過ぎて、普段はどれだけ美味しくても飲み干さないスープを一滴残さず飲み干してしまった。食べ終わった後の恍惚とした余韻に暫し茫然自失www

この一杯は多分、愛媛県人ならみんな好きになる味なんじゃないかな? 高速道路が開通し、犬寄峠の交通量もかなり減っている昨今、そんな状況下にあっても昼時には満席になるくらい千客万来とのこと。これがすべて言い表していると思う。

これからもこの場所に在り続けて欲しいお店だけに、後継者とかどうなんだろう?と、老婆心ながら気にしてしまう今日この頃だ。










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【峠茶屋】
愛媛県伊予市中山町佐礼谷1285-1 (犬寄峠頂上付近)
TEL 089-986-0922
営業時間 : 10:00~
定休日 :日曜日










峠茶屋そば(蕎麦) / 伊予大平駅伊予中山駅高野川駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

コメント

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おおおお

乱 駆郎様
おおおお、「峠茶屋」さん、行かれましたか、良かった!しかもワタシの名前まで書いていただいて恐縮です。

そして、お店の内外に「昭和」という「時」が流れていること、全く同感ですね。貴重ですよね。

チョイスされたのが「中華そば」。ワタシも、次はファットマンさんお薦めのこれを食べてみようと、今からもう決めています。
更に、今日の乱さんの記事が決定打になりましたね。乱さんがここまで、喉を掘って絶賛するのですから、行かなきゃ嘘でしょう。

こういうお店の空間を共有する、いいですねーーー^^

追記
長い長い記事を読んでいただくようお願いし、本当に恐縮です。ただ、役人とか役所とかの一端に触れていただきたかったので、我ままを言いました。我々庶民はついつい無意識に流されてしまいます。
ですが、家族やお客様を守るために立ち上がらなければいけないときもあると思うのです。そのトレーニングをしてみたということです。お忙しい中で、返しのコメントまでありがとうございました。

No title

じゅんさんに続いて乱駆郎さんにも「峠茶屋」さんを取り上げていただき、身内のことみたいにうれしいです(笑)。
中華そば、旨いですよねえ。乱駆郎さんのおっしゃる通り、ナニが入っているとか、ナニをふりかけているとかいったレベルを超越した美味しさだと思います。
次回はおそばもお試しください。こちらは美味しい、美味しくないといった区別すら無意味に思えてくるほどの逸品です。ずっと続いていってほしいお店ですよねえ。

>じゅんさん

峠茶屋、行ってまいりました♪

聞きしに勝る昭和感をじっくり堪能してきました。此処はあの場所にあるのがまたいいんでしょうね。
とても風情があって行き帰りの道中もなかかな乙なものでした。

ここはもうリピート確定してますので(笑)、今度こそは「手打そば」を食べてきますね。
ファットマンさんも強く勧めてくれてますので♪

>ファットマンさん

いやぁ~、本当にイイお店でしたよ~♪
此処は必ずまた来ようと思いました。今度はお奨めのお蕎麦を食べてきますね!

しかしこの美味しさ、若い頃には分からなかったと思います。エエ歳こいたオッサンになって初めて分かる味とでも申しましょうか・・・、そのお店の"歴史"がスパイスになっている味ですね。
こういうお店を探訪するのも楽しいですよね♪ ハマってしまいそうですwww

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まとめtyaiました【トンネルを抜けるとそこは・・・、昭和だった。】

松山から国道56号線を犬寄峠へ向かう。この日の天気は生憎の小雨模様。犬寄トンネルを抜けた辺りは霧が出ていた。長い犬寄トンネルを抜けて更にもう一つ短いトンネルを抜けると、そこに「峠茶屋」さんが風景に溶け込んで佇んでいる。

乱 駆郎

( らん くろう )

昭和30年代生まれ。

取り敢えず、中小企業の経営者。

普通のおっさんの独り言を書き連ねて行きたいと思います。