小噺

つぶやき駆郎
09 /09 2014
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メキシコの田舎町。

海岸に小さなボートが停泊していた。

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。

その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」

と尋ねた。

すると漁師は、「そんなに長い時間じゃないよ」

と答えた。

旅行者が 、「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

と言うと、

漁師は自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、

漁師は、 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」

「それからどうなるのかね」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」

と旅行者はにんまりと笑い、「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」










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コメント

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頷きながら読みました

ごぶさたしております(^^ゞ
いつも楽しく拝見させていただいてます♪

最近仕事一色なので(笑)心に沁みました。
時間を大事にします(=^・^=)

>melkさん

コメントありがとうございます(^^)

このお話、昔ネットでみかけたものなんですが結構気に入っているお話です。
今の日本のような複雑な社会ではなかなか難しいでしょうけど、気の持ちようくらいはこのようにしたいものですね(^^)

お仕事大変そうですが頑張って下さい!
仕事一色はいけませんよ。一色に染めるのなら麻雀にしましょう!字一色(ツーイーソウ)とかwww

まいろ~~~!

普段から仕事せず遊んでばかりなので
ちょっと助けられた気持ちになりました。。^^感謝!

>おーちゃんさん

まぃどです~!

人は何のために働き何のために儲けたがるのか、なんだか根本を考えさせられるところもありますよね。

人生にメドをつけて、余生をスローライフ・・・。
憧れますにゃ~♪

乱 駆郎

( らん くろう )

昭和30年代生まれ。

取り敢えず、中小企業の経営者。

普通のおっさんの独り言を書き連ねて行きたいと思います。